がっかり「地球環境大賞」

週末、テレビをつけていたら、驚くようなニュースが目に飛び込んだ

ライオン株式会社が『第16回地球環境大賞』受賞

あのライオンが!?その筋では悪名高い、パームオイル礼賛CMを流していた、あのライオンが!?

石油から植物油に原料を切り替えれば、一見、CO2の排出量抑制に効果があるように見えるかもしれないけど、パームオイルを増産するためには熱帯雨林を切り開かなければならないのだから、結局、CO2排出量を増加させることにもなる。

ただでさえ、NGOからの「『パーム油を使用しているから環境にやさしい』という表現はあらためるべきだ」という抗議に対しても「(オイルパームのプランテーションの拡大が森林破壊や環境汚染を引き起こしているとしても)植物油を使うことは、CO2排出の効果があるので、『環境にやさしいといえる』」とつっぱねる、あの会社にそんな賞をあげてしまったら、とどまるところがなくなるじゃないか!

どうしてそんなお墨付きを与えてしまったのか…WWF、他審査員。
がっかりですよ、本当に。

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この記事へのコメント

お気楽
2007年04月17日 00:40
ははははは・・・。そんなニュースがあったんですか・・・。
脱力感で笑うしかないですね。

ライオンが環境にやさしい企業かどうかは置いておいて、少なくとも、あのCMは納得できる論法ではないですよね。正に「自分の周りだけ良ければ、世界の辺境がどうなろうとかまわない」ってな感じに受け取れます(あくまで私感)。

審査員各位には、サバ州国内線に乗って、上空からプランテーション開発の実態を見てもらいたいもんです。あれを見れば・・・。
nouko
2007年04月17日 10:14
私も「パームオイルを使う企業=悪」とか言うわけではないのですが(パームオイルはマレーシアの重要な産業で、それで生活の糧を得ている人達は少なくない)、パームオイルの負の部分(森林破壊や環境汚染)を知っているにも関わらず、ああいう無責任なCMを大々的に展開するライオンの姿勢には憤りを感じます。
そのCMに対して、疑問の声もあがっているのに、こういう賞をあげてしまう、審査員と主催者の見識も疑わらず得ません。少なくとも今回だけは、ライオンに賞をあげるべきではなかった、と私は思います。
たけちゃん
2007年04月17日 10:24
驚きました。審査員に見識を質す必要があるかもしれませんね。
nouko
2007年04月19日 09:46
たけちゃんさん、コメントいただいたので、すぐにお返事できなくてすいません。
私も、事務局に一言物申した方がいいかと考えています。
とはいえ自分の仕事も手いっぱいなので、ちょっと躊躇しているところではありますが。
ライオンに抗議文を送った人たち(団体)からもそういう動きがないかと期待しているのですが、どうだろう?
みやこんぶ
2007年05月27日 14:51
知りませんでした・・・。
まったくどんな見識をしているんだか。
やっぱりあのCMの罪は大きいと思うものとして、賞をあげるのはどうかなぁと思ってしまいます。
はぁ。
nouko
2007年06月06日 10:09
みやこんぶさん、コメントありがとうございました。
ライオンの姿勢にも大いに疑問を感じますが、「責難は成事にあらず」、責めるだけでなく何か行動しなければと思っています。
とりあえず個人的にライオン製品&パーム油を使った製品は買わないようにしています。
それで一つ気がついたのは、日本の伝統的な食品や製品を使えば、パーム油を使わないで済む、ということです。
考えてみれば、私が子供の頃ですら、パーム油は今みたいには使われていなかったし。
意外とパーム油なし生活も可能かも、と思う今日この頃。
やま
2007年11月22日 10:22
この賞は、経団連がサンケイグループを使って出している賞で、WWFは名義貸し程度です。同じくサンケイがやっている世界文化賞と同じで、系列以外ではほとんど報道されませんし、影響力もありません。
nouko
2007年11月23日 14:33
やまさん、コメントありがとうございます。
確かに他の受賞を見ても、経団連のお手盛り的な部分はかいま見えます。が、当のライオンが「地球環境大賞を受賞しました」とCMや賞品パッケージで宣伝しています。「影響力はない」と言い切るほど、この受賞が消費者に対して、影響力がないものは思えないのですが…
賞というのはどんなものであっても、受賞者に「利用」されてしまう側面がある以上、賞を出す側にもそれなりの責任があると思うのですが。

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