テーマ:調査・研究

【研究】オランウータンの肉食に関する知見のまとめ

オランウータンはチンパンジーに比べると肉食をする頻度はとても低いですが、捕食(生きている脊椎動物を捕まえて食べる)を含めていくつか報告があるので、ここでまとめておきます。 スマトラ島では、KatambeとSuaq Balimbingという2ヶ所の調査地で、「生きているスローロリスを捕まえて食べる」事例が複数、報告されています。 …
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【保全】新種オランウータン生息地に中国資本でダム建設

日本語でもようやく報道されはじめました、タパヌリオランウータンの生息地でのダム建設。 インドネシア、新種オランウータン生息地に中国資本でダム建設 環境団体の建設中止訴えを裁判所は却下 2019年3月6日(水)20時00分 Newsweek日本版 インドネシアのオランウータンが絶滅危機、生息地にダム建設計画 2019年03…
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【講演】第7回オランウータン倶楽部公開講演会(2019年2月)

私も講演します! -------- 第7回オランウータン倶楽部・公開講演会 ■日付:2019年2月23日(土曜)  ■時間:12:50~16:0012:30受付開始 ■場所:豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)内 自然史博物館1階講堂/愛知県豊橋市  (豊橋総合動植物公園webサイトへ) ■参加費:無料…
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【研究】オランウータンも人間と同じように過去の出来事を伝えることができるかもしれない

他の動物(霊長類)とは一線を画す、オランウータンの警戒音の発し方。 捕食者(実験ではトラに扮したヒト)を見かけたオランウータンの母親は、まず黙って子供を抱き寄せて安全な高さまで移動してから、警戒音(kiss squeak)を発した。 ある例では、捕食者が通過してから20分後に鳴き始め、1時間も鳴き続けていた(こんなに長いこと鳴き続け…
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【書籍】【イベント】オランウータンに関する記事掲載&関連イベント開催

(1)現代思想12月号「霊長類研究の最前線」  久世が執筆したオランウータンに関する論文が掲載されています。 (2)ナショナル・ジオグラフィック12月号  「オランウータンの危うい未来」という特集が掲載されています。久世が翻訳の監修などをしました さらに、ナショジオの特集記事を解説する、下記のようなイベントを12月6…
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【イベント】「オランウータンってどんなヒト?秦万里子と研究者のコンサート」

私が事務局長として参加している、日本オランウータン・リサーチセンターは、オランウータンの長期的な研究支援と、国内での情報発信をおこなっています 。 この度、より多くの方にオランウータンについて知っていただきたいという思いから、音楽家の秦万里子さんとイベントを企画しました。 小学生以下のお子様は保護者同伴の上で参加無料です。 …
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【書評】 100万人のフィールドワーカーシリーズ12巻「女も男もフィールドへ」(古今書院)

女も男もフィールドへ(FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ12) (FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ 第 12)古今書院 Amazonアソシエイト by 私も1章執筆したこの本、自分以外の章は出版前に読んでいなかったので、一読者として読んでみました。 このシリーズは、1つのテーマに関し…
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【研究】 オランウータンの認知科学の現状

最近、オランウータンの認知能力に関して質問を受けて、少し調べたので、ここに備忘録がわりにのせます。 私は今は認知科学ではなく、繁殖を専門にして研究しているので、最新の知見はおさえきれていませんが、知っている範囲のまとめ。 少し古いですが、下記の文献は鉄板。 Parker ST, Mitchell RW, Miles HL (e…
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【研究】 野生オランウータンの雄が雌同士の争いに加勢?

オランウータンの雌2頭の争いに、雄2頭が加勢&介入して、最終的に雌1頭が死亡した、というにわかに信じがたい事例。 しかも経産雌ではなく、若い雌に肩入れするというのが不思議(オランウータンでは若い雌より経産雌の方がもてる)。 野生のオランウータン同士で、共謀による殺害が発生タン同士で、共謀による殺害が発生 オリジナルの英…
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【講演】 申年講演会「あなたもヒト科の仲間」

来年1月9日(土)に多摩動物公園で、野生オランウータンに関する講演します。 ---------- 申年講演会「あなたもヒト科の仲間」  フィールドで活躍する研究者の方々をお招きし、霊長類ヒト科の動物で、多摩動物公園でも飼育しているチンパンジーとオランウータンについての講演会をおこないます。現地で使用している調査グッズのミニ…
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【研究】野生オランウータンの双子が育った事例

2007年に一部で報道された、ボルネオ島サバ州(マレーシア)のキナバタンガン川流域で、野生のオランウータンが双子の赤ちゃんを連れていた、という話、後日談が論文になっていました。 Goossens B, Kapar MD, Kahar S, Ancrenaz M (2011) FIRST SIGHTING OF BORNEAN OR…
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【研究】 子育て中の方必見!「必要量のビタミンDを作るのに必要な日光浴」

最近、母乳哺育だとビタミンD欠乏によるクル病になりやすい、というような趣旨の報道がありました。 くる病:乳幼児に増える 母乳、日光浴不足、食事が要因 毎日新聞 2014年05月02日 ビタミンD欠乏症が増加 背景に母乳栄養や日光不足 放射線への懸念も影響 47NEWS 共同通信 この報道に関連して、最近お世話に…
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【研究】 シンポジウム「人類進化における母乳哺育」

日本人類学会進化人類分科会 第32回シンポジウム「人類進化における母乳哺育」 日時: 2014年 6月7日(土)13:30~17:30 場所: 東京大学医学部3号館N101教室(本郷キャンパス) オーガナイザー: 久世 濃子(国立科学博物館・人類研究部,日本学術振興会) 蔦谷 匠(東京大学新領域創成科学研究科,日本学術振…
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【研究】 「木から下りるボルネオ・オランウータンの地上活動は、自然なのか?生息地の破壊の為か?」

「木から下りる;ボルネオ・オランウータンの地上活動は、自然なのか?生息地の破壊によるものなのか?」というタイトルの論文が出版されました。 カメラトラップに写ったオランウータンの写真を解析した研究。私達のダナムバレー・オランウータン・プロジェクトからもデータを提供しました。 Ancrenaz M, Sollmann R, Meij…
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【書籍】 野生オランウータンを追いかけて

ついに出版されました、共同研究者というよりも、私の仕事上のパートーナー、相棒の金森さんの本。 脱稿する前から何度か読ませてもらいましたが、本人が「恥をしのんで書いた」と言うぐらい、強烈な、若かりし頃のエピソードが満載です。 私もちょっとだけ出てきます。 おそらく、現在、オランウータンの生態や科学的知見に関して日本語で読める、ほ…
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【研究】 スンダランドの古環境

先週の分科会もあって、(前から思っていたのですが)スンダランドの古環境について勉強したいという話を職場の上司に相談したら、良い本を教えてもらいました。 Bellwood P. 1997. The Environmental Background: Present and Past. Prehistory of the Indo-M…
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【研究】 国立科学博物館研究部 特別公開(オープンラボ)

私が4月から所属している、国立科学博物館研究部は、通常は一般公開していないのですが、科学技術週間にあわせて、年に一度の特別公開(オープンラボ)を行います。 『科博オープンラボ2013』実施のお知らせについて 私も当日は人類研究部の標本庫公開にスタッフとして携わる予定です(ただの入場整理要員ですが…)。 つくばの研究所は…
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【研究】 異動のご挨拶&朝小で連載

このブログをいつもご覧になっている皆様へ 私は4月1日から国立科学博物館人類研究部で日本学術振興会特別研究員(RPD)として研究活動を行うことになりました。 今までどおり、野生オランウータンの研究も継続しますが、「ヒトの妊娠・出産・授乳」にも研究テーマを広げる予定です。 科博に所属できるのは最長3年なので、引き続き、次の職…
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【調査】 ボルネオ島にフィリピンの武装集団が上陸

我が家にはテレビもないし、新聞もとってないので、このニュースが世間でとれだけ報道されているかわかりませんが、私がいつも調査に行っている、マレーシア・サバ州(ボルネオ島北部)に、「スールー王国の末裔」を名乗る人がリーダーになっている武装集団が2月上旬に上陸し、マレーシアの治安部隊(警察&国軍)とにらみ合いをしていました。 私がいつも…
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【ニュース】 オランウータンがiPad 夢は人間と意思疎通

日本経済新聞に下記のような記事が掲載されたそうです。 私のコメントも含まれています。 昨年11月に北米の共同通信の記者の取材を受けたのですが、衆議院選挙などがあったこともあり、掲載がかなり遅れたようです。 -------------------------------------------- オランウータンがiPad 夢は…
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【日記】 新年のご挨拶 2013

少々遅くなりましたが… 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 昨年後半から、Facebook(FB)で日々の出来事(特に育児関連と海外出張)を書くことが多くなった為、ブログの更新が滞りがちになりました。 とはいえ、このブログには今後もオランウータンに関する情報や、育児に関する少し長めの考察?など…
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【本】 日本のサル学のあした

こんな本が出ます。 「日本のサル学のあした」(中川尚史、友永雅己、山極寿一 編著)京都通信社 日本のサル学のあした京都通信社 Amazonアソシエイト by 私はかかわっていませんが、若手の霊長類研究者はほとんど網羅されている感じです。 目次を見るかぎりでは、動物園での解説などもにも使えそうなネタが満載? …
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【ニュース】 類人猿も“中年の危機”を経験

ラジオなどいくつかの媒体で報道されたようですが… 類人猿も“中年の危機”を経験 ナショナルジオグラフィック ニュース 元ネタはこれですね↓ Weiss, A., J. E. King, M. Inoue-Murayama, T. Matsuzawa, and A. J. Oswald. 2012. Evidence fo…
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【日記】 ボルネオ出張

@関西空港 これからシンガポール経由でボルネオへ 関空→シンガポール→コタキナバル→ラハダツと一気に乗り継ぐというかなりな強行軍。 今のところ順調だけど、遅延したらやばいなぁ。 上手くいけば、明日の夜にはダナムバレー では行ってきます。
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【日記】 ウィリアム王子夫妻のダナムバレー訪問

イギリスのウィリアム王子夫妻が、2012年9月14日にダナムバレーを訪問しました。 Duchess of Cambridge shrugs off leeches (in rainforest) 実は8月からこの訪問の話は聞いていて、関係者と色々打ち合わせしていました。 「ウィリアム王子夫妻が(可能なら)野生のオランウータ…
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