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zoom RSS 【保全】 高級リゾート+ゾウの認知実験??

<<   作成日時 : 2012/06/28 17:31   >>

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タイに、宿泊客がゾウの認知科学の実験に参加できる(ようなアクティビティを計画中の)リゾートがあるそうです。

フォー・シーズンズ・テンテッド・キャンプ・ゴールデン・トライアングル(Four Seasons Tented Camp Golden Triangle)

価格は食事・アクティビティなど込みで1泊18万円?(公式サイトの価格)

名前の通り、麻薬の栽培で悪名をとどろかせていた、黄金の三角地帯の再生プロジェクトの一環で、建設されたリゾート(タイ王室も関わっているらしい)。
見世物にされていたゾウを保護する活動も行っていて、宿泊客は訓練されたゾウに(鞍なしでじかに)乗ることもできる(←これはすでに実施されている)。

ゾウ保全プロジェクトの詳細(英語):The Golden Triangle Asian Elephant Foundation

とある会員制の雑誌で、上記のリゾートの紹介記事を読んだのですが、世界でも数少ないゾウ研究者、入江尚子さんのインタビュー記事も載っていました。
ゾウの「知性」を実感できるようなアクティビティを、記事を書いているライターさんが体験し、そのアクティビティを担当している研究者(ジョシュア M. プロトニック)から、入江さんも紹介してもらった、とのこと。
アクティビティの具体的な内容は記事では伏せられていましたが、こうして前宣伝をしているということは、それなりに準備できているのでしょう。
アクティビティの発案者は、ゾウの鏡像認知の研究(下記)で有名なジョシュア M. プロトニック氏(日本でも講演している)というので、かなり本格的。

Joshua M. Plotnik, Frans B. M. de Waal, and Diana Reiss (2006)
Self-recognition in an Asian elephant, PNAS 103: 17053-17057


それにしても、認知科学の実験を高級リゾートの「アクティビティ」に仕立ててしまった、発案者とのそれを実行しようというリゾートにはびっくり。
どんな動物でも可能とは思わないけれど、ゾウ、類人猿、イルカならこういうツーリズムもあり得るかもしれない。
野生ゴリラを(最大1時間)見られる許可書の料金だけで、500米ドル/人という大金を何日分も払おうという観光客がいる世の中、ゾウの認知実験なんて、動物園に行ったってまず体験できないのだから、大金を払ってもやってみたいという人はいるだろうなぁ
18万円で1流リゾートに滞在して、ゾウに乗って、実験に参加して、センスのいい部屋でくつろぎ、美味しい食事にお酒を楽しむ。
5万円払って、険しい道を片道3時間歩き、1時間だけゴリラ家族に会い(触ってはダメ)、また3時間歩いて帰る。


ちなみにボルネオ島(カリマンタン)のオランウータンのリハビリテーション/リイントロダクション・プロジェクトでも、やや宿泊料金高めのロッジを経営していますが、ここではオランウータンとの直接の触れあいはない。
オランウータンの為に餌の準備をしたり、(データシート片手に)観察をしたりというアクティビティはあるようですが…

Samboja Lodge

価格は1泊3食付きで900.000インドネシア・ルピア=約7500円〜

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