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zoom RSS 【日記】 英語論文作成講習会

<<   作成日時 : 2011/10/17 22:24   >>

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先週の金曜日に行ってきた、英文校正の会社が主催する、英語論文作成の講習会、かなり為になりました。
最近、ネイティブの共同研究者とやりとりしながら論文を書いていて、薄々気がついていたことが、「やっぱり!」という感じで、講師に指摘されました。

・英文校正は、レベル5→4、レベル2→1と一段階上げることはできるが、レベル5→1にすることはできない。
・日本人の書く英語論文の最大の問題点は、「構成」が英語として正しくないこと。
・日本人は「aとthe」の使い分け、など、細かい文法を気にするが、そういうことこそ、ネイティブの校正者に任せた方がよい(むしろ研究者=第一著者は、「構成」や「スタイル・フォーマット」に気を配るべき)。

英語圏では、どんなにひどくても、他人が書いた文章を一から直すこと(=構成を変えること)は御法度なので、どんなに優秀な校正者でも、基本的に構成には手をつけない。
それに通常、論文に含まれている情報は限られているので、構成に手をつけることはできない。
ひどい文章(構成がメチャクチャ)ほど、初歩的な文法上の誤りしか訂正できないので、「英文校正に出したのに『poor (bad) English』と言われて、リジェクトされた」ということが、しょっちゅう起きる。

以前、「日本人とみると、英語の文法はそれほどひどく間違っていないのに、やたら『poor English』という査読者(編集者)がいる」と言っていた日本人研究者の話を聞いたことがあるけど、その原因はこれか!と納得。
一つ一つの文は、文法的にあやまりがなくても、全体の文章の構成がおかしければ、イコール『poor English』

講習では、

・スタイル・フォーマット」とは何か?なぜ構成に次いで、スタイルに気を配らなければならないのか?
・構成とは何か?ネイティブの「構成」と日本人の「構成」のどこが違うのか?どうすれば「正しい」構成で文章を書くことができるのか?

といったことを、実習問題も交えて教えてくれました。
受講料は結構高いけど、私にとっては十分その価値のある内容でした。

ちなみに帰宅してから夫に講習会の内容を話したら「それ全部、俺は大学院の時の指導教官から教わったよ」と言われました…
きっと彼が同じ講習を受けたら、「金返せ」状態だったでしょう…

今回の講師の先生は、主に医学・生物学の論文を校正していて、上記のような問題に嫌になるぐらい遭遇して苦労している、ということだったので、工学系や物理・化学系では、また事情が違うのかも(夫の専門は物理化学)。




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英文校正エナゴと申します。弊社では英語論文を執筆するにあたっての、実用的で具体的なアドバイスをブログに掲載しております。ぜひ一度ご覧下さい。http://www.enago.jp/blog/
また英文執筆ガイドもウェブサイトで公開しておりますのでご参考にしていただけると幸いです。http://www.enago.jp/learn/
英文校正エナゴ
2012/02/08 11:05
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れ、親身になってくれて気持ちよくやり取りができますよ。あと、無料でメールで発行してくれる英語論文執筆のヒントも論文を書く上で大いに役立ってます。
TNT
2012/06/16 02:50

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