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zoom RSS 母乳育児への道のり その2

<<   作成日時 : 2009/07/09 22:10   >>

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「授乳指導」って具体的などんなこと?というわけで、私が豊島産婦人科で受けた授乳指導の例をあげると

(1) 母子同室
豊島さんでは出生直後から母子同室。母子同室だといつでも赤ちゃんの求めに応じて授乳することができます。
特に赤ちゃんは出生直後の方が、母乳を飲む行動を学びやすいという性質があるので(まあ考えてみれば動物として当たり前ですが)、出生直後からの同室が望ましいそうです。
しかし母子同室は、出産で疲労している母体に負担が大きいという考え方もあり、行っている施設は少数派です。
ちなみに先の厚労省の報告書では、出生直後から母子同室にしているのは、病院では86 施設(13.5%)、有床診療所では20 施設(12.8%)。
母子同室にしない主な理由は、設備上の問題や母体の疲労回復のため。
実際、私も出産当日の夜は、
わきで娘が泣いているにもかかわらず熟睡
していて、巡回に来た助産師さんに起こされました(==;)
助産師さんに添い寝の体勢をとるのを手伝ってもらって寝たら、朝まで私も娘も寝ていたようです。

(2) 頻回授乳
赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって、母乳の分泌を促すホルモンが分泌されるので、特に母乳の分泌量が少ない出産直後は、3時間以上間隔をあけずに授乳する。赤ちゃんが寝ていたら、
無理に起こしてでも(!)
授乳する。
うちの娘は最初は特によく寝ていたので、助産師さんに手伝ってもらって起こしました。
モロー反射を使ったり、足をくすぐったり。
乳首を吸っている最中にもすぐにウトウトしてしまうので、手足をくすぐりながら覚醒を促したり…こんなこと、教えてもらわなきゃ絶対しないって(苦笑)

(3) 授乳の方法
赤ちゃんの口を大きく開けさせて、乳輪までしっかりくわえさせる、ということを最初はわからなかったし、これは実地で教えてもらわないとなかなかやり方を取得できないと思いました(母子共に)。
他にも授乳の姿勢(たて抱き、横抱き、ラグビー抱き、添い寝)と、色々姿勢を変えた方が、乳首に傷がつかないとかも教わりました。

(4) 母乳以外のものを与えない
「赤ちゃんは3日分のお弁当と水筒を持って生まれてくる」と言われていて、最初の3日間は母乳がほとんど出なくても深刻な問題にはならない(これに反対する意見もあるようですが)。
なので、母乳が出ないからといって、あわててミルクや糖水を足すのではなく、頻回授乳を行って母乳の分泌そのものを促すべき、らしい。
とはいえ、赤ちゃんが明らかに衰弱しているとか、尿、便が出ないなどの徴候があれば、やはりなんらかの介助が必要。
うちの娘は、3日目から便秘になってしまった為、水分補給という意味で糖水を与え、それでも便秘が解消されないのでミルクを足すことになりました(そして退院直前にようやく便秘が解消された)。
退院前に、「水分補給の為に、白湯や麦茶、糖水などをあげた方がいいんですか?」と助産師さんに聞いたところ、「生後6ヶ月までは母乳と人工ミルク以外、何もあげない方がいいですよ」と言われました。
確かに考えてみれば、
自然下で母乳より安全な飲み物や食べ物があるはずはなく
赤ちゃんは母乳以外の飲み物を口にする必要はないの当然かも。

それから母乳が足りているかいないかを調べる方法も教えてもらいました。
それは体重を測ること。母乳を飲む前と飲んだ後に体重を測れば、どの位母乳を飲んだかわかります。
それから毎日、沐浴前に体重を測れば、体重の増減もわかります。
私は退院時に混合だったので、退院後しばらくは自宅でも2日おきに体重を測って、母乳だけでもちゃんと増えていることを確認しました。

(5) マッサージ、乳首のケアなど
豊島さんでは、助産師さんが乳房のマッサージ(乳房の基底部を大胸筋からずらすようにするマッサージ;痛くない)はもちろん、足腰や首・肩のマッサージもしてくれたので、とても助かりました。
特に最初の頃は、授乳に慣れていないために姿勢に無理があり、首・肩・腰が痛くなってしんどかったです。
セレブ御用達?の産院には、入院中にエステが受けられるなどをウリにしているところもあるらしいですが、私にはそんなものよりこっちのマッサージの方がよっぽど役に立ってありがたいと思いました。

それから母乳の吸い方も吸わせ方も下手な母子が頻回授乳をしていると、乳首が傷ついてしまうことがあります。私も乳首に血豆やら水疱やらができてしまいました。
この時に助産師さんに教えてもらった手当の方法は、オイル・パック。
グレープフルーツオイルなどの植物性で赤ちゃんが口にしても大丈夫なオイルを乳首に塗り、ラップでパックしておくと傷の治りが早くなります。乳首は乾燥させないようにした方がいいとのこと。
このケアは退院後も続けています。

(6) 情報提供と励まし
これは研究者としても学ぶべき点だと思いましたが、現象が起きる前に「これからこういうことが起きますよ」という説明が助産師さんからありました。
例えば、「母乳の分泌を促すホルモンは、夜間に分泌量が増えるので、赤ちゃんも夜間によくおっぱいを吸いたがります。
夜はなかなか眠れないかもしれなけど、頑張って下さい。」とか。
実際ほとんどのアドバイスどおりのことが起きたので、これは助産師さんへの信頼につながるし、あらかじめ覚悟もできていたので、わけがわからないまま事態に直面するよりずっとよかったです。

それから授乳に関しては、否定的はことは一切言われなくて、「昨日よりは量が増えてきましたね」などの肯定的な励ましが多く、これは本当に精神的に助かりました。
ただでさえ赤ん坊が必死で頑張っている姿をみていると「これでいいのか」と不安になるので。
特に退院後の生活では、母乳育児を励ましてくれる人なんてほぼ皆無なので(すぐに「母乳が足りないんじゃないか?ミルクを足した方がいいのでは?」という人、多すぎ!)、この励ましのありがたさは、退院後に身にしみます。

(7) サバイバル・母乳育児(おまけ)

私が生後6ヶ月にはボルネオに娘に連れて行くつもりだ、という話を助産師さん達にしたところ、いくつか役に立つ小技を教えてもらいました。

「母乳は目薬になる」
母乳には抗菌物質も含まれているので、赤ちゃんの目やにがひどい時などは、母乳を目に垂らしてあげるといいそうです。ちなみに私の祖母(実母の母)も同じことをやっていたとのこと。昔の人の知恵ってすばらしい!

「キャベツの湿布」
乳房が張って熱をもってしまった時は、キャベツの葉をそのまま乳房にあてて、しなっとしたら取り替える、というキャベツ・パックが効果があるそうです。キャベツならボルネオでも手に入るし、使えそう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おお、素晴らしい情報。シェアするべき情報!最近の出産雑誌の内容は知りませんが、こういうの書いてあるのかなあ?キャベツ、子供が熱がある時にかぶせるといいという事でキャベツかぶった子の写真をテレビで見ました。頑張ってね。
岩田です
2009/07/11 13:59
なるほどーキャベツは「熱冷まシート」の代わりになるんですね!
水の安全性が怪しい僻地では(←そもそもそんな所に子供を連れて行くのが間違っているけど)、水で濡らしたタオルを熱を出した子供の額にのせるより、キャベツの葉の方が安全でしょうね。

出産雑誌は私もあまり読んでいないので、こういう情報が載っているかどうかはわかりませんが…
nouko
2009/07/12 10:56

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